■ ID
| 1335 |
■ 種類
| 論文 |
■ タイトル
| Distribution, characteristics, and worldwide inventory of dioxins in kaolin ball clays |
■ 著者
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Yuichi Horii
埼玉県環境科学国際センター
Nobutoshi Ohtsuka
埼玉県環境科学国際センター
Kotaro Minomo
埼玉県環境科学国際センター
Kiyoshi Nojiri
埼玉県環境科学国際センター
Kurunthacharam Kannan
ニューヨーク州立大学
Paul K. S. Lam
香港市立大学
Nobuyoshi Yamashita
(独)産業技術総合研究所
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■ 出版元
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■ 出版年
| 2011 |
■ 誌名・巻・号・年
| Environmental Science and Technology, Vol.45, No.17, 7517-7524, 2011 |
■ 抄録・要旨
| 本研究では、カオリン粘土中ダイオキシン類の世界的な分布を調査するため、10ヵ国から収集した試料について分析した。すべての試料からダイオキシン類が検出され、その濃度は1.2pg/g(ブラジル)〜520,000pg/g(米国)の範囲であった。カオリン粘土中のダイオキシン類異性体組成は、オクタクロロジベンゾ-パラ-ダイオキシンが卓越しており、低塩素化異性体ほど低い傾向にあった。また、ポリクロロジベンゾフランは定量限界付近であり、これらの傾向は、他の人為起源と異なるものであった。米国ボールクレイを除くカオリン粘土は、土壌及び底質の環境基準以下であった。カオリン粘土(10カ国)由来のダイオキシン類インベントリは、マスベースで650kg/yr、毒性等量ベースで2,400g-TEQ/yrと見積もられた。
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